• セール終了まで

    あと28日間

  • [オンラインストア限定] 新春セール開催中!

    対象商品

    ¥500OFF

  • 対象商品はこちら

2023.12.29 | HOW TO

メガネの各部位の名称まとめ!役割を知ってメガネ選びに役立てよう

メガネの各部位について正しく把握できている人は多くありません。部位ごとに名称があり、それぞれ異なる構造や役割を持っています。これらの知識があると、自分に合うメガネを選ぶときに役立つこともあるでしょう。本記事では各部位にスポットライトを当てながら、名称などの情報を詳しく紹介していきます。メガネの基礎知識として押さえておきましょう。

メガネの部位ごとの名称と役割を知ろう!

メガネは部位ごとに名称が付けられており、それらが担っている役割はどれも大切です。以下に挙げる8点の部位で構成されているので、1つずつピックアップしながら説明していきます。

1丁番(ヒンジ)

丁番(ヒンジ)とは、ヨロイとテンプルを接合している部位を指します。こちらも細かなパーツですが、フレームの要といえる存在なので軽視してはいけません。テンプルの安定性や動きに関係しており、職人が手作業で丁寧に仕上げることも多いです。調整次第で開閉の程度などを変更できるため、メガネのかけ心地や使いやすさに大きく関係します。なお、構造の主流はネジ式でしたが、バネやピンを用いるタイプなどもよく採用されるようになりました。

2リム

リムはレンズを囲んでいる部位で、表面に溝が掘られています。そこにレンズの縁をセットし、外れないようにすることが主な役割です。メガネの主要なパーツですが、後述するようにリムが存在しないメガネも存在します。また、外観の印象を決定づけるほどの存在感があるため、形状や素材のバリエーションはとても豊富です。メガネを購入する際は、顔のタイプを考慮してデザインを選ぶことがポイントになります。なお、プラスチック系の素材が使われているリムには継ぎ目がありません。

3鼻パッド

鼻パッドは、文字どおり鼻をメガネに固定するための部位です。メガネを支えるという重要な役割を持っており、左右から鼻を挟むことでバランスが崩れないようにします。肌と接触している時間が長いので、劣化が進みやすいことに注意が必要です。そのため、簡単に取り外して交換できるメガネも多いですが、ブリッジと一体化しているタイプも増えてきました。また、プラスチックやシリコンをはじめとして、素材の種類は幅広く、交換の際などに選択できる場合もあります。

4先セル(モダン)

先セル(モダン)はテンプルの先にある部位で、一般的にはプラスチックのパーツで構成されています。メガネを使うときに金属製のテンプルが耳に接触していると、皮膚への負担が大きくなりやすいです。それを軽減する役割があるため、装着している時間が長い人ほど重要度は高くなります。ただし、加工技術の向上により、テンプルがむき出しでも負担が少ないメガネも製造されるようになりました。なお、以前はセルロイドのパーツが中心だったので、そのなごりで先セルという表現がまだ使われています。

5ブリッジ

ブリッジは左右のリムをつないでいる部位です。リムの間に橋がかかっているように見えることから、この名称が定着しました。良好な視界を確保するには、両方のレンズの高さを常に一致させる必要があります。リムを固定して安定させることで、ブリッジはその役割を果たしているのです。また、リムと同様にメガネの前面に位置するため、外観的な印象に及ぼす影響は小さくありません。溶接技術や耐久性の向上によって、多様なデザインのものが制作されるようになりました。

6クリングス

リムと鼻パッドをつないでいる部位の名称はクリングスです。細かなパーツなので存在感は小さいですが、メガネのフィット感を良くするという重要な役割があります。ここを微調整することで鼻パッドの高さや間隔を変えられるため、メガネ全体のバランスに与える影響はとても大きいです。なお、クリングスは金属製のフレームにだけ対応しているパーツでしたが、素材や技術の発展によってプラスチック製にも取り付けが可能になりました。

7(ヨロイ)

智(ヨロイ)はメガネの両端にある角の部位で、リムとテンプルをつなぐ役割を担っています。ここのネジを外すとリムが開いた状態になるので、レンズの入れ替えがスムーズに可能です。テンプルを開閉させる際に負荷がかかりやすいため、ヨロイの耐久性がメガネの寿命に直結するケースもよくあります。うまく変形させることで、目元に対してレンズに傾斜を付けることも可能です。一方、かけ心地にも関係しているなど、さまざまな要素を持つデリケートなパーツといえます。

8テンプル

テンプルという名称は、こめかみを意味する英語の「temple」に由来しています。耳にかける部分全体を指しており、主な役割はフィット感を生み出すことです。カーブの度合いがかけ心地を大きく左右し、少し弾力があることも特徴となっています。一方、その弾力ゆえに普通にかけていても徐々に緩んでいくため、万全の状態を維持するには定期的に調整しなければなりません。また、外観的な印象にも大きく関わるので、模様や色をはじめとして、デザイン面に力を入れて設計されることが多いです。

他にもある!メガネで知っておきたい用語集

部位以外にも、メガネの基礎知識として知っておきたい用語があります。メガネ選びの際にも目にする言葉なので、購入を検討している人も意味を覚えておきましょう。

フルリム・ハーフリム・リムレス

フルリムはメガネの定番で、レンズの縁全体をリムが1周囲んでいるタイプを指します。それに対してハーフリムは、その名のとおりリムが半分しかありません。レンズの上半分にだけリムを有するタイプが一般的です。下半分にリムがあるタイプは、アンダーリムという名称で区別されています。一方、完全にリムがないリムレスというタイプもあり、縁なしメガネと呼ばれることも多いです。こちらのテンプルやブリッジはレンズに直接取り付けられます。

ブロー

ブローは眉毛のようなデザインのフレームを持つメガネです。名称は英語の「eyebrow」に由来し、リムの上半分にボリュームがある外観となっています。リムだけが注目されがちですが、それらをつなぐブリッジも太めに設計するのが一般的です。下半分はすっきりとレンズに沿っており、上下の外観が与える印象は大きく異なります。なお、最初にアメリカ軍の将校の依頼で作られたので、その名前にちなんでサーモントと呼ばれることも少なくありません。

ツーブリッジ

ツーブリッジとは、リムが2本のブリッジでつなげられたデザインのメガネを指します。溶接技術が現代ほど発達していなかった頃に、フレームの強度を上げるために作られたことが起源です。飛行機の操縦士が使うメガネとヘルメットの接触を想定し、破損防止のために考案されたという逸話が残っています。また、フレームが十分に丈夫になった現代でも、他にない魅力にひかれて装着する人は珍しくありません。その魅力とは個性的な雰囲気が漂う外観であり、クラシカルなデザインによる独自性が高いです。

コンビネーション

コンビネーションは、メタル素材と非金属素材で構成されているメガネです。具体的な組み合わせはバラエティに富んでおり、使われる素材によって印象が大きく変わります。たとえば、メタルフレームのフロント部分にのみ、アセテート素材を採用しているタイプも多いです。このタイプは金属のクールな外観に、樹脂ならではの優しいテイストが加わり、メガネ全体の印象が柔らかくなる効果を期待できます。

部位ごとの役割を意識しながらメガネを選ぼう!

GB2032J-9A C2 / ブラウン

メガネの部位には名称があり、それぞれが担う役割も違っています。これからメガネを購入するなら、部位ごとの役割を意識しながらチェックし、自分にぴったりなものを探してみてください。各パーツのデザインや素材などを確かめつつ、かけ心地を試していくこともポイントです。総合的な観点で検証し、十分に納得できるものを選択しましょう。

記事一覧に戻る