サングラスの曇り止めの種類は？選び方や正しい使い方について解説！

クロスタイプの曇り止めは、レンズを拭くだけで曇りを防げる便利なアイテムです。適量の成分が均等に広がり、スプレータイプやジェルタイプと比べて塗りムラが少ないのが特徴です。ただし、効果の持続時間は他のタイプに比べて短めで、湿気や汗、雨などの影響を受けやすく、使用状況によって効果が早めに薄れることがあります。なお、クロスタイプの曇り止めには、経済的でコスト効果が高い「繰り返し使えるタイプ」と、衛生的で携帯に便利な「使い捨てタイプ」があります。

スプレータイプは、曇り止めをレンズ全体に均等に塗布できる優れたアイテムです。効果の持続時間はクロスタイプよりも長く、手間を省ける点も魅力です。ただし、スプレーの量を調節しないと、液だれしたり周囲へ飛び散ることがあるので、使用時には若干注意が必要です。また、可燃性ガスが含まれるスプレー缶タイプの場合は、使い切った後の廃棄にやや手間がかかります。

ジェルタイプの曇り止めは、スプレータイプと比べて液だれや周囲へ飛び散る心配がなく、さらに長時間の曇り止め効果が期待できます。ただし、ジェルを均一に塗るにはコツが必要で、慣れていないと塗りムラになることがあります。

レンズの両面を優しく5回〜10回拭き上げます。繰り返し使えるクロスの場合、水に濡れたり洗濯したりすると曇り止め効果が無くなってしまうので注意しましょう。

レンズの両面に均一にスプレーを吹きかけ、全体に塗り広げます。その後、乾き切る前に柔らかい布やティッシュで優しく拭き取ります。なお、拭き取りにメガネ拭きを使ってしまうとせっかく塗布した曇り止め成分まで拭き取ってしまう可能性があるため、メガネ拭きの使用は避けましょう。

1〜2滴を目安に指でレンズの両面に薄く伸ばし、スプレータイプと同様に、乾き切る前に柔らかい布やティッシュで優しく拭き取ります。なお、拭き取りにメガネ拭きを使ってしまうとせっかく塗布した曇り止め成分まで拭き取ってしまう可能性があるため、メガネ拭きの使用は避けましょう。

レンズに汚れやホコリが付着していると、曇り止めを塗布する際にレンズが傷がつく恐れがありますので、曇り止めを塗る前に流水でレンズの表面を流し、その後水分をしっかりと拭き取りましょう。

曇り止めアイテムの弱点は水です。サングラスが水に濡れると、曇り止めの効果が損なわれてしまうことがあります。水に濡れたときは曇り止めを塗り直しましょう。